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『実るほど頭を垂れる稲穂かな』  納得です

   

先日 の日記、虫垂炎の続編ですが、かくして私は、外科病室の術後の患者さんの病室のベッドをお借りして、内科的治療が始まりました。私を除いて、主治医の回診の際、先生の問いかけに『ハイ』以外答えません。先生の姿が見えなくなると、殆どの方が、ナースに異句同音に質問攻めです、当然のことですが、『先生に聞いてみないと分かりません・・・』私は心の中で、先生に直接、訴えればその場で、処置してくれたり、指示してくれ、一刻千秋の思いで待たなくても済むのに・・・と思いますが・・・毎日がその繰り返しでした。しかしその内私が原因かとも反省しております、なぜなら、早く出たい一心から、私は主治医の先生4人の方に質問攻めにして、また無理難題の要求に、先生達は、あきれ顔で私を叱り、毎日その繰り返し、その時間帯がお食事時だと、皆さんの箸が止まるのです、明らかに私は治療の妨げをしていたのです。其の度に同室の皆さんに『不快な思いをさせてすみません』と頭を下げ謝っておりました。すると一人の患者さんから『仕事を持っていれば穴をあけられないもの私も働いていたから良く分かる気にしなくて出大丈夫』と逆に慰めていただき、今更ながらご迷惑をお掛けし、反省しております。ついに入院3日目に絶食状態から、『水を飲んでも良いよ』いわれ2リットルの水(スポーツ飲料を一日で飲んでしまい、4日目にはおかゆを口にし、5日目には退院しても良いと言われ、昼食を頂きお風呂の許可をもらいすっきりとしたところでベッドに掛けていると、主治医の先生が手術着のまま、ご挨拶にいらして下さいました。きっと、心では二度と受けたくない指示に従わない患者と思っていらっしゃると思います。

そんな入院中の中とても感銘を受けたことがございます。私は同室の患者さんと異なり、外科手術はして無い為、点滴と一緒に病棟中を歩いて運動しておりました。ある日・・・病室に外科部長が術後の患者さんの様子を見にいらしたついでに、私が目に留まったのでしょう、担当医の4名の先生の名前をしげしげとご覧になり、開口一番『土屋さんですか?初めまして、僕***と申します、よろしくお願い致します』とおっしゃって下さいまして、私も思わず、直立不動でご挨拶を致しました。その後他の患者さんに、ベッドにばかりいないで、私のように動かないと駄目、椅子に掛けているだけでも良いとお話してました。私は先生がお帰りになるや否や、一階の玄関の所の先生方のお名前を見に降りて行きますと、外科部長の先生でした。その時『実るほど頭を垂れる稲穂かな』の句が何気なく浮かんで、わが身を反省いたした次第です。本当に体験して、勉強になりました。

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