【お金は出しても口は出さないで下さい】
今年の春は遅く、まだ冬ものをしまう事ができません。また花達の饗宴(競演・共演)も遅く、時期が長引いたり、短かったり、色が悪かったり、自然のなせる技を目の当たりにしました。ところで、季節も、婚活シーズンを迎え、ご本人が重い腰を上げ、思い婚活の扉を開けて下さいますが・・・私までは本年で自然体、そして素直に接して下さいますが、親御様にはなかなか本音が言えず、入会のラインを越えておりません。それは女性によくあるのですが、男女雇用均等法とは程遠い方もおり、相談所の入会のハードルはこころなしか高いようです。お願いしたくともお願いできず、時間ばかり無情に過ぎ、もんもんと月日を重ねている、紳士、いいえ、淑女が多いです。貯蓄は崩したくないのです。そこで私の出番で、ご本人には一任頂き、一家の主である、お父上に平にお願い申し上げるのです。もちろん、お手紙等ではなく直談判です。ご来所頂き、お子様がそのお気持ちになった今がチャンスですので、製作者として、少しお手伝いをお願いしたいと私が頭を下げてお願いします。ほとんどが即、OKです。入会後、口うるさくされると、本人の気持ちがトーンダウンしますので、『金はだしても口は出さないで頂きたいのです。』とおずおずと申しますと、決まって『何?!』とショックを受けますが、『直接、口出しはなさらないで、私に直接お願いします。しかし、個人情報ですので、たとえ、お父様でも、お受けできないこともありますが、ご協力頂けますか?会員さんの敵は時間ですので、お返事をお待ちしている暇はありません。』とはっきりと申し、とにかく、目的に向かい、二人三脚で歩かなければならない、状況をご理解いただいて、会員さん本人に報告しますと、胸のつかえが下りたようで、今度はわくわく感に変わり、私もホッと胸をなでおろします。しかし、存じ上げない親御様と直接交渉ですが、心中はドキドキですが、堂々とお願いしますと、ほとんどが、労組交渉と異なり、首尾よくいきます。後はシステムの起動にいかにして乗せるかが始まります。